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老化防止としての訪問介護

2019年03月10日(日)

イメージ 老化が進行する原因として、体内の慢性炎症があります。

慢性炎症とは、からだの血管や臓器が、持続的に炎症を起こす状態です。
例えば、認知症は脳内での炎症が絶え間なく増えていくことだったり、ガンは細胞の炎症が増大していくことだったりします。

逆に、風邪をひいて喉がはれるというのは、一時的な炎症にすぎません。

この老化の原因である慢性的な炎症を防ぐ要素として特に注目されているのがビタミンDです。
ビタミンDは、免疫系の細胞の働きをよくし、細胞のガン化を防ぎます。
ところが、このビタミンDは、食べ物で十分にとるのが難しいビタミンです。

では、手軽にビタミンDを取る方法は何かと言うと、それは適度な日光浴をすることです。
最近は、オゾン層の破壊による紫外線の危険が過大広告されて、皮膚ガンのリスクが強調されますが、適度な日光浴であれば、問題がないことは科学的に立証されています。

むしろ、紫外線をあびないために、ビタミンDが不足する方が、ガン、認知症、糖尿病などのリスクを高くするとも言えます。適度な日光浴を日常的に取り入れて、持続的にビタミンDを体内でつくることは、老化防止の対策となります。

訪問介護は適度な日光浴をする仕事なので、実は本人にとって、ガンや認知症を防止する仕事です。僕は、高齢者ほど、訪問介護の仕事をすべきだと思います。
適度な日光浴があり、対人関係を持つことは、老化防止に最大の効果を発揮するからです。一方事務職や、同じ介護でも施設内の仕事は、日光に浴びる機会が少なく、ビタミンDが不足して、からだの元気さが実は失われてしまう、ということにもなりかねません。
訪問介護の仕事をしている人に、一般的に元気な人が多いのは、適度な日光浴により、体内でビタミンDが作られているからともいえます。

確かに一日中、日光を浴びると、皮膚のリスクなどは高まりますが、訪問介護は移動したら室内に入って仕事をするので、そこまでの紫外線リスクがなく、絶妙に適度な日光浴を仕事の習慣としてできるわけです。

もちろん、このことは、高齢者の人にもあてはまります。
日光に体をあびることを日常的にすることで、健康増進になるので、外出を促していくことが重要です。
時折、集中的に日光浴をすることでは、慢性炎症は防止できません。
継続的に、適度で、日常的な日光浴を持続することが、ガンや認知症を防止していきます。

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