健康寿命と認知症
2019年03月10日(日)
人生100年時代を迎えて
人生100年時代を迎え、その中で生涯現役を目指し、安倍内閣が最大のチャレンジと掲げる全世代型社会保障への改革が始まっています。
世界の人類史上、もっとも急激な少子高齢化を迎える日本において、寿命と健康の差を縮めることは重要な課題です。
具体的には糖尿病、フレイル、認知症の予防に取り組むこと、データに基づき、医療や介護をオンラインやITを使って、システム的に効率よくサービスを提供すること、などが目標としてあがっています。また、移動弱者ゼロを目標に、完全自動運転を実現するための道路交通法などの見直しも検討されています。
これから、時代の変化が激しくなることでしょう。
私たちは、このような時代の中でヘルスケアのプロとして、自分自身の健康、利用者の健康を、知識を高めて、対応し、健康寿命を延ばすことに貢献したいと思います。
訪問介護は、様々な人たちの様々な生活に適応するサービスなので、自らの対応力が高まり、移動や環境変化が多く、認知症や高齢化への自覚もわくので、ボケ防止につながる最高の仕事です(笑)
認知症になると、社会の負担が上がります。つまり、まず、自分たち自身が認知症予防をすることで、社会貢献することができます。また、認知症の人のケアをすることで、本人や家族の負担が下がります。
認知症や高齢化への対応は、社会的に最も重要な位置付けをされているため、総理大臣が議長を務めるほどになっています。
認知症は早期発見による進行の低下や、ケアによって周辺症状を緩和することができます。周りのサポートにより、大幅に改善がされるわけです。逆に放置されるほど、重大な社会問題へ発展していきます。
フローラの事業所では、認知症ケアに対しての情報共有を行い、適切なケアができるように心がけています。
脱水や便秘、人間関係の変化や低下も認知症の症状の悪化につながります。ヘルパーは認知症の人にとっては、重要な人間関係の一つになります。利用者にとっても、フローラで働く人にとっても健康寿命が少しでも伸ばせるように意識していきたいと思います。