公開研修レポート

2012.10.12「在宅医療と介護について」

10/12(金)玉川区民会館にて、公開研修「在宅医療と介護について」を開催しました。
桜新町アーバンクリニックの遠矢先生、上野先生、ナースケアステーション所長の片山看護師による熱心で分かりやすい講演で、大好評でした。
講師の方々、ご参加いただいた方々へ、改めて御礼申し上げます。
 
在宅医療と在宅介護の発達により、癌の末期や認知症における在宅での可能性が広がっている事を実感できた機会であったと思います。
精神的な部分も含めた全人的な苦痛のケアは、家でこそ支えやすく、病院での看取りは必ずしも、適切ではない事を再認識する事ができました。

 日本における病院での死亡率が80%以上という異常な状態を改めて問題視し、ご自宅で最期を迎える価値と可能性を考えるべきだという共通認識を会場で持ちました。

 また、医療と介護の間での簡便で有効な情報共有のあり方、手法、認知症施策の方向性を踏まえた認知症初期集中支援チームや身近型認証疾患医療センターについてなどもテーマとしてあり、在宅ケアの参考になったと思います。

 当社も「一人でも多くの方がその人らしく最期まで生きれる」様、在宅介護における看取り、認知症への取組みを強化していきます。

2012.10.12「在宅医療と介護について」